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「人類皆、なんかの天才」統括マネージャー安田の考える成長環境の作り方とは?【わだちと運命の出逢い編】
統括マネージャー:安田 孝次
プロフィール

● 入社年度:2006年(19年目)

● 出身:大阪府

● 出身校:大阪医専

● 資格:トレーナー

● 学生時代の部活:野球部

● 趣味:スポーツ観戦、旅行、マラソン、温泉巡り、御朱印集め、競馬

この業界を目指そうと思ったきっかけを教えてください

実は僕、子どもの頃から怪我が多くて、整骨院やトレーナーさんに本当に助けられてきたんです。野球をしていたんですけど、高校時代は山口、大学は石川と、各地を転々としていました。その行く先々で整骨院に通い、体のケアや怪我の治療をしてもらっていました。

でも、怪我が原因で思うようにプレーできなくなって…。自分の夢は諦めざるを得なかったんですが、その経験を活かして「今度は自分が誰かを助けたい」と思うようになったんです。

最初は「普通の企業に就職しよう」と一般企業の就活をしていました。でも、どこかしっくり来なくて。大学卒業が近づくにつれ、「本当にこれでいいのか?」と自問する日々が続きました。周りに相談しているうちに「トレーナー」という道が見えてきたんです。大学を卒業して地元の大阪に戻り、専門学校で再スタートを切ることにしました。

実際に業界に入ってみて、選んでよかったと思えましたか?

そうですね、間違いなかったです。「自分がいるべき場所はここだ」と感じました!

「わだち」に入ってからも、社長にさまざまなポジションを任せていただく中で、「これは自分の使命だ」と思える仕事に出逢えましたね。治療面でも、今の役割でも、最終的には「天職だ」と感じています。

わだちを志望した動機や入社を決めた理由は何ですか?

これがちょっと面白い話なんですが(笑)。最初はトレーナーとして現場に出ていたんです。ただ、出だしの頃は収入も少なくて…。それでも生活はしていかないといけないので、「臨床も学べてトレーナーとしてのスキルも活かせる職場」を探していました。そんな時、たまたま新聞の折り込み広告で「わだち」を見つけたんです!

運命みたいですよね(笑)。自分が住んでいる沿線で通える範囲にあって、しかも「矯正技術を学べる」という条件にピッタリはまったんです。

面接では、当時院長だった社長に会いました。その時の印象が忘れられなくて…。過去わだちのどの面接でも出されたことのない「コーヒー」を出されたんです(笑)。後で社長に「あれは何だったんですか?」と聞いても、「わからん(笑)」って答えられて(笑)。

でも、その時に社長が言った言葉が心に響いたんです。「もちろん、この業界では資格も大事やけど、一番大事なのは『仕事ができるかどうか』やで」って言われて。

「偉いとか地位があるとか関係ない。調子いい時にやれるのは当たり前。本当にしんどい時に歯を食い縛って頑張る体力があるかどうか。」って。

めちゃくちゃ共感しましたね!「あ、この人についていきたい」と感じました。

そこからすぐに入社になって、もう19年経ってます(笑)。

仕事のやりがいは何ですか?また、印象的なエピソードや苦労したことを教えてください。

「人の成長」を感じられる時が一番やりがいを感じますね。特に、従業員がキャリアアップしていく姿を見ると本当に嬉しいです。

でも、成長のスイッチが入るタイミングって人それぞれ違うんですよね。だから僕が意識しているのは、「スイッチのありかを教えてあげること」。スイッチを押してあげるのは本人にしかできませんが、「ここら辺にスイッチがあるよ」って伝えることはできるんです。

スイッチを見つけてあげることって難しい印象なんですが、どうやって見つけ出してるんですか?

人とはいいところとお付き合いしなさいと社長が良く言っているんですよ。 ダメなところを見ようとしたらいくらでも見れるので、この子すごいなと思えるところです。飛び跳ねた考えも「そんな考えもあるんだな。」「見方を変えたら伸ばせるポイントになるかもしれない。」と思って見てます。 長所を伸ばすイメージですかね。 

これは自論なんですが、「人類皆、なんかの天才」と思ってます!それを知ってるか知らないかかなと。 

僕は社長に引き出してもらったと思うんですよ。例えば、 僕の場合は人前で喋ることだったり、会社のことを伝えることだったり、人を巻き込んだり。それが得意なことに自分は気づいてなかったんですよね。 でも社長は気づいてくれて、このポジションを用意してくれたんです。そして今僕はすごく楽しく仕事をさせてもらってます。

そんな感じで人それぞれのいいところを伸ばしていけば「スイッチもこの辺にありそうだな〜」というのがだんだんわかってきます。

 今、自分が担当した人がエリアマネージャーになっていたり、たくさんの院長が生まれてきてます。その人たちが上がってきてくれたのは、もちろん僕だけじゃないですけど、みんなでその子のいいところのスイッチを探した結果だと思ってます。

「わだちは他社と違うな!」と思うポイントを教えてください。

「わだち」って、とにかく従業員の声を大切にしてくれる会社だなって感じます。

たとえば、社内のルールや制度も「これで完璧!」じゃなくて、スタッフの意見を取り入れながら常にアップデートしているんです。

実際、社長が「産休・育休の制度をどうするか」って考えた時も、該当するスタッフの意見をしっかり聞いて、何度もミーティングを重ねて改善してます。普通なら社長がトップダウンで決めそうなことなのに、現場の声をしっかり聞いてくれる姿勢が「わだちらしい」なって思います。

あと、「自分より詳しい人に聴く」っていう文化があるのもすごくいいなって思います。たとえば、鍼灸の新しいメニューを作る時に、「自分より詳しい人が絶対いるから、その人に聞こう」って考えて動いているんですよね。そうやって、みんなで一緒に「より良いもの」を作っていける環境って、めちゃくちゃ働きやすいと思います。

正直、「完璧な会社」ではないと思うんです。でも、それが逆にいいなって思っていて。「今は100点だけど、来年にはもっと良くするために変わっていこう」という考え方が、常に会社の成長に繋がっているんです。

わだちでの挑戦エピソードがあれば教えてください。

今僕が取り組んでいる挑戦は、トレーナー活動をもっと広げられる環境を作ることです!

元々トレーナー活動は僕個人がやっていたことなんです。でも、トレーナーをしたいという人が増えてきて。「個人の仕事」として終わらせるんじゃなくて、「社内の仕組み」として広げていきたいと思っていました。

今は関西独立リーグのプロ野球チーム「ゼロロクブルズ」の公式トレーナーとして帯同しているので、そういった活動は経験してもらいたいですね。

ただ、トレーナー活動をするには診療現場を抜ける必要があります。例えば、通常5人のスタッフで回しているところを4人で回すとなると、人手が足りなくなるんですよね。だからこそ、会社として「トレーナー活動がしやすい環境」を作るために、診療の効率を上げたり、売上を伸ばす仕組みを作ったり、新しい企画を立ち上げたりしています。

実際、今は「トレーナーになりたい!」というスタッフが10人以上います。「プロのスポーツ選手や外国人選手に触れられる仕事」なんて、テンション上がりますよね(笑)。だからこそ、そんな機会を増やしていきたい。そう思って、新しい挑戦を続けています。

目標や将来の夢を教えてください。

僕の目標は会社で掲げているビジョンの「院長の給与を全国1位にすること」です!

院長が幸せになることで、その周りのスタッフや家族も幸せになるという考え方にすごく共感しています。歩合制で頑張った分だけ収入が増える仕組みがあるので、20代後半からでも家族に余裕を持たせることができる。そんな環境をもっと広げていきたいです。

5年~10年で目標達成できることは見えているので、僕自身がその目標に向けて会社全体を引っ張っていく役割を担いたいと思っています!