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最短でエリアマネージャーに昇格。自己成長のための「自分ルール」とは?
院長/エリアマネージャー:酒本 健大
プロフィール

● 入社年度:2017年(7年目)

● 出身:香川県

● 出身校:四国医療専門学校

● 資格:柔道整復師

● 学生時代の部活:弓道

● 趣味:サウナ

この業界を目指そうと思ったきっかけを教えてください

私は、スポーツで怪我をして整骨院に通った経験がなく、実はそれまで整骨院を利用したこともありませんでした。高校で進路を考える時に、特に業種にこだわらず、いろいろな専門学校のオープンキャンパスに行ってみたんです。

その中で、柔道整復師の学科に参加したときに衝撃を受けました。器具を使わず、手だけで治療する技術を教えてもらったんですが、ただ触るだけじゃなくて、すべてに意味があるんですよね。説明も論理的で分かりやすくて、例えば「肩が凝っているからといって肩を直接触ればいいわけではない」といった話を聞いた時に、ものすごく興味が湧きました。

それ以来、「自分もこんなふうに手技で人を治せるようになりたい」と思うようになったんです。

わだちを志望した動機や入社を決めた理由は何ですか?

まず、四国の香川ご出身なのに、なぜ関西に就職しようと思ったんですか?

正直、高校時代まで本気で頑張ったことが一つもなくて…初めて本気で頑張ったのが、専門学校での柔道整復師の国家試験の勉強だったんです。だからこそ、せっかく頑張って取った資格を活かして、就職もきちんと探して、本当に学べる環境に入りたいと思いました。

エリアに特にこだわりはなかったんですが、調べてみると関西は面積に対して接骨院の数が全国で一番多いんですよね。そんな中で、長く続いている会社って、それだけで信頼されている証拠だと思って、関西で探してみることにしました。

 

何社か見られたと思うのですが、その中でもわだちに決めたのはなぜですか?

手技で治すことにこだわっていて、それをしっかり学べると感じたからです。いくつかの企業を見学した中で、一番感銘を受けたのが、わだちの「手で治す」という姿勢でした。他の企業では機械を併用しているところも多かったですし、手技があっても、個人院に近い形で偏りがある印象を受けました。

私が専門学校を選ぶ時も「手で治す」という技術に感動して、この業界を目指すことを決めたので、その軸をブレずに追求できるのは、わだちだと感じました。だからこそ、ここで頑張ろうと思いました。

仕事のやりがいは何ですか?また、印象的なエピソードや苦労したことを教えてください。

やっぱり、辛そうな顔で来院された患者さんが、笑顔で帰っていく姿を見ると、「もっと頑張ろう!」って思えますね。

最初の頃は技術もまだ未熟で、先輩や上司のサポートをするような形が多かったんです。でも、経験を積むうちに、自分から患者さんに伝えられることや提案できる内容がどんどん広がってきて。その分、感謝の言葉をいただくことも増えてきたんです。それがまた励みになりますね。

仕事をする中で大切にされていることはありますか?

「自分ルール」を大事にしてきました。

「自分ルール」とは何でしょう?

そんなに難しいことではないんです。すごくシンプルに言うと、「やるべき時にやるべきことをする」というのが、私の中での「自分ルール」です。

仕事をしていると、「今が頑張るべき時だな」と思うタイミングってありますよね。例えば、会社で新しいジムを立ち上げることになった時のことなんですが、社長が自ら中央分離帯に立ってチラシを配っていたんです。正直、それって社長がやる仕事じゃないですよね。若手社員に任せたり、バイトを雇ったり、いろいろな方法があったと思うんです。でも、社長が自分でやるからこそ、周りへの影響力がすごく大きい。私もその姿を見て、「こういう人についていきたいな」って心から思いましたし、成功する人って、こういうタイミングで動ける人なんだなと感じました。

だから私も、「やるべき時」に気づいて、「やるべきことをやり切る」ことを常に意識して行動するようにしています。

「わだちは他社と違うな!」と思うポイントを教えてください。

「関わり育成」だと思います。

教えることって、正直時間も手間もかかりますよね。他社だと、それを気にして聞きづらい雰囲気があるところもあると思うんです。でも、わだちでは私が新人の頃、先輩たちが本当に丁寧に教えてくれて、たくさん時間を使ってくれました。だから、自分が教える側になった今、その時間をかけることに全く抵抗がないんです。

そうやって先輩から後輩へと、自然と教え合う連鎖がうまくできているのが、わだちの魅力だと思います。私はこの仕組みを「関わり育成」と呼んでいます。お互いにしっかり関わることで、成長が生まれるんですよね。

わだちでの挑戦エピソードがあれば教えてください。

エリアマネージャーという立場ですが、まだまだ学ぶことが多いです。

ただ、自分がやってきたことを当たり前にすることは必要だと思っています。

社長は「酒本は行動力がある」と評価してくれていますが、自分ではそうは思わなくて。笑

やらなきゃいけないことをやり切ってきたことがその評価に繋がったのかとは思います。

酒本さんはエリアマネージャーということですが、7年目でエリアマネージャーは早いですよね?

そうですね。一番早いと言われています。院長になったのも新卒4年目で、これも最速だったみたいです。

エリアマネージャーに就任した当初は、「自分に何が求められているんだろう?」って、ずっと考えていました。いろんな方の言葉やフィードバックをじっくり聞くうちに、「これまで自分がやってきたことを、後輩たちに伝えていくこと」が自分の役割だと気づいたんです。

具体的にはどんなことを意識しているんですか?

「どれだけ簡単に、わかりやすく伝えられるか」を常に意識していますね。私の場合、部下は院長たちなので、院長それぞれの長所を見極めつつ、伝えるべきタイミングで必要なことを伝えています。相手を理解しながら、自分の考えもきちんと伝えるのが役割だと思っています。だから、伝わるまで何度でも伝えます。

院長たちにも同じ姿勢を持ってほしいと思っています。院長は部下に「言った」で終わらせてはいけない立場ですから。「ちゃんと伝わっているか」「部下が行動に移せているか」「その行動が結果に結びついているか」を見届けることが大事だと思っています。

そのためにも、私が当たり前にやってきたことをマニュアル化して形にしていく作業に取り組んでいます。それが自分にとっても新しい挑戦ですね!

目標や将来の夢を教えてください。

自分の周りのスタッフが**「やりたいことを叶えられる環境」**を作ることに、本気で取り組んでいます。

特に大事にしているのは、部下との距離感ですね。面談を重ねて、本音で話せる環境を作るよう心がけています。やりたいことを聞き取った上で、「自分に何ができるか」をしっかり考えて、アドバイスをしたり、必要な人を紹介したりしています。

具体的なサポートの例は?

私もこの業界に長くいるので、知り合いが多いんです。例えば「独立開業したい」という目標を持っている部下がいれば、実際に独立した知り合いを紹介して、リアルなアドバイスをもらえるようにしています。

もちろん、自分一人でできることには限りがあります。でも、周りの力を借りながらでも、部下の夢をサポートしたいという気持ちは強いです。みんながやりたいことを実現できる環境があれば、チーム全体も自然と良い方向に向かうと思っています!