• メンバー
  • 新しい記事
【夢はメディカルトレーナー】アスリートを支える仕事で、未来の選手を怪我から守りたい
施術スタッフ:田坂 詩織
プロフィール

● 入社年度:2024年(1年目)

● 出身:大阪府

● 出身校:国際東洋医療学院

● 資格:柔道整復師

● 学生時代の部活:陸上部

● 趣味:ドライブ

この業界を目指そうと思ったきっかけを教えてください

高校時代は陸上部でやり投げを専門に頑張っていました。でも、大事な試合の前に肩を痛めてしまって、投げられなくなったことがあったんです。その時にお世話になったのが、整骨院の先生でした。治療してもらいながら、「試合に出られるのかな…」と不安でいっぱいだった私に、「大丈夫だよ」と声をかけてくれて。あの一言が本当に心に響いて、今でも忘れられません。私もいつか、あの先生みたいに、治療はもちろん、心の支えにもなれる存在になりたいって思ったんです。

 

いつ頃からそんな風に考えるようになったんですか?

 

高校1年生の時からですね。

小さい頃からずっとスポーツをやっていたので、いずれはスポーツに関わる仕事をしたいなと漠然と考えていました。でも、いざ進路を考える時に「理学療法士」と「柔道整復師」のどっちにしようか迷っていて…。そんな時、「トレーナーを目指すなら、柔道整復師の資格があるといいよ」って聞いて、興味を持つようになったんです。

そして、あの怪我の時に顧問の先生が紹介してくれた整骨院の先生との出会いが決め手になりました。「これだ!」って思ったんですよね。

わだちを志望した動機や入社を決めた理由は何ですか?

院見学をしたときの明るくて温かい雰囲気がとても印象的だったんです。それに、手技をメインとした治療をしっかり学べると思ったのも大きな理由です。

 

見学は、わだちを含めて5社ほど行きました。正直、他の4社は機械を使った治療が多い印象でした。もちろん、機械の治療も素晴らしいですし、ありがたい存在だと思っています。ただ、機械の操作は年齢を重ねてからでも習得できるんじゃないかなって。だからこそ、今のうちに手技をしっかり極めたいと考えたんです。

それに、わだちの患者様の中には、「機械なら家でできるから、ここでは手でやってほしい」「手技だから通っている」と言ってくださる方もいらっしゃいます。そんなふうに患者様から求められるのであれば、手技をもっと追求していきたいなって思っています。

 

あと、見学や面接のときに社長にお会いしたんですが、もう本当にフランクな方で!笑

初対面なのに、気さくに話しかけてくださったので、緊張がほぐれて、自然体の自分でいられました。社員数も多い会社なのに、入社したときには私の名前を覚えてくださっていて…本当に感動しましたね。

仕事のやりがいは何ですか?また、印象的なエピソードや苦労したことを教えてください。

患者さんから「この前、あなたに治療してもらってからすごく楽になったよ!」と言われたときは、本当に嬉しいです。また、女性ならではの悩みを聞いて、それに対する治療や、家での過ごし方をアドバイスして実践してもらえたときも、やりがいを感じますね。

 

今の院では私が唯一の女性スタッフなので、「女性の先生がいい」とご指名をいただいた場合は、私が担当することが多いです。生理痛などのデリケートな悩みもあるので、患者さんに共感しながら、心のケアも含めて丁寧に向き合いたいと思っています。

 

苦労といえば…苦労というほどではないのですが、新人だと見られて少し不安に感じる患者さんもいるんです。だからこそ、手技のレベルや会話のスキルを早く上げないといけないと感じていて、そこは苦戦しました。施術中に「新人さん?」と聞かれることもあって、その時は正直、悔しかったですね。そう言われないように、早く一人前になりたい!という思いで頑張ってきました。

 

でも、逆に新人の頃から担当している患者さんが「上手くなったよね!」と言ってくださることもあって。そんな言葉をいただくと、自分の成長を実感できて、本当に嬉しいです。

「わだちは他社と違うな!」と思うポイントを教えてください。

①手技をメインとした治療

②元気で明るい人が多いところ

③同期・院・会社全体、仲がいい!

 

① 手技をメインとした治療

先ほどもお話ししたように、手技を極めたい人にとって、わだちは本当に良い環境だと思います。手技を習得するための研修もたくさん用意されていますし、実際に手技で治療している先輩や上司が多いので、難しい症状の患者さんに対しても的確なアドバイスをもらえるんです。こういう環境で学べるのはありがたいですね。

 

② 元気で明るい人が多いところ

見学に行ったのが羽衣院だったのですが、最初は本当に驚きました。笑

入った瞬間から、声の大きさや勢い、スタッフ同士の声かけの多さがすごくて、他の見学先とは全然違いましたね。患者さんへの接し方もすごく良くて、みんながリラックスしている感じが伝わってきました。

周りがいつも元気なので、自分も自然と元気になれますし、ちょっと落ち込んでいても「まぁ、いけるか!」ってノリで前向きになれます。笑

 

③ 同期・院・会社全体が仲良し!

同期とはとても仲が良くて、LINEで近況を報告し合ったりしています。同期だけでなく、院や会社全体でも雰囲気が良くて、みんな仲がいいんです。

特に先輩の先生方は優しい方ばかりなので、質問もしやすいですし、他院の先生やたまにしか会えない先生とも、気軽に話せる雰囲気があります。この温かい人間関係も、働きやすさの一つだと感じていますね。

わだちでの挑戦エピソードがあれば教えてください。

常に新しいことに挑戦したいし、分からないことはどんどん吸収していきたいので、トレーナー研修や勉強会には積極的に参加しています。

 

治療技術の幅を広げるために、トレーナー志望の人が受ける研修にも参加していて、そのおかげで母校の陸上部にボランティアで帯同する機会も得られました。もともと、この業界を目指すきっかけになった場所なので、本当に感慨深かったです。

 

私がサポートした選手が、いつか私のように治療家を目指してくれたら、こんなに嬉しいことはないですね!

目標や将来の夢を教えてください。

将来の夢は、メディカルトレーナーとして陸上選手をサポートすることです。メディカルトレーナーは、治療をしながら選手のトレーニングメニューも組み立てるお仕事で、選手のパフォーマンスを総合的に支えていきます。

 

私自身、高校時代に怪我をしたことでこの業界を知るきっかけを得ましたが、もし当時、メディカルトレーナーがついていたら、怪我を未然に防げたかもしれないなと思うことがあります。だからこそ、選手が怪我なく競技に集中できる環境をつくりたいんです。

 

今のところ、わだちにはメディカルトレーナーはいませんが、トレーナー研修を受けると提携しているチームに帯同するチャンスがあるので、そういった経験を積みながら、少しずつ夢に近づいていきたいと思っています。